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こんにちは、ひゃふ夫です。
中田敦彦のYouTube大学にて『嫌われる勇気』という本が紹介されていました。
しかし、実際には
「この本は自分に合った本なのか?」
という疑問があると思います。
本記事ではネットでの反応やレビュー、私が実際に読んでみて学んだことを解説しています。
それらを比較して、自分に合った本なのかを検討してみてください。
この記事を読み終えると、
「この本は自分に合った本なのか?」
という疑問が解消されるでしょう。
その頃には、「この本から何を学びたいのか」本を読む目的が明確になっています。
自分に合った本に出会いましょう!
- 『嫌われる勇気』の詳細
- YouTube大学の解説ポイント
- 『嫌われる勇気』のみんなの評価
- 実際に読んでみて学んだこと
- 総合的な評価
目次(クリックすると自動で飛びます)
自分にあった本に出会うには
自分に合った本に出会うには、しっかりと本の情報を事前に集める必要があります。
そして、それらの情報をもとに
「自分はその本から何を学びたいのか?」
という本を読む目的を明確にしなければいけません。
そのためには、さまざまな角度からの本の情報が必要になります。
本記事では
- 本の基本事項
- 本の紹介動画
- 紹介動画の反応
- Amazonレビュー
- 実際に読んでみて学んだこと
- ひゃふ夫の総評
この6つの角度から情報を提供していきます。
皆さんの本選びの参考になればと思います。
それでは順番に解説していきます。
本の基本事項
『嫌われる勇気』の基本事項は以下の通りです。
タイトル | 嫌われる勇気 |
著者 | 岸見一郎 古賀史健 |
出版社 | ダイヤモンド社 |
価格 | 1,650円 |
発売日 | 2013年12月13日 |
ページ数 | 296ページ |
読書目安時間 | 4時間36分 |
内容を一言で表すと | すべての対人関係の悩みを解決するアドラー心理学 |
自由とは他者から嫌われることです。
もっと気軽に読書を楽しみたい方はオーディオブックがおすすめです。
オーディオブックについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
本の紹介動画
動画内では以下のポイントにまとめて本書を解説しています。
- 幸福に生きるための考え方
- トラウマなんてない
- だいたいがあなたの課題じゃない
- 幸福とは、仲間に貢献できてる感覚
紹介動画の反応
『嫌われる勇気』の紹介動画の反応を掲載しています。
嫌われるのを嫌で自分を取り繕うとしていた時期があり、人間関係で悩んでた毎日もあった中で、これを読んで自分は自分。と心に余裕を持てるようになりした。 ステキな言葉だらけで感動。 心に響きました。
YouTube大学コメント欄より
嫌われるのが怖い、愛されたい。承認欲求の奴隷でした。思考が楽に考えられるようになりました。教えてくださり、本当にありがとうございます!!
YouTube大学コメント欄より
何回も読んだ本 毒親に悩まされていたけど課題の分離のところを読んで母親の課題を背負って生きていたことに気付いて、それを切り離して私自身の問題に向き合おうと冷静に思えた。
YouTube大学コメント欄より
他者を気にしていた人にとってアドラー心理学はすごく刺さる内容だと思います!
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビューの平均は4.4でした。
『嫌われる勇気』のAmazonカスタマーレビューは以下の通りです。
他者の期待を満たす生き方はやめた
本書を読む以前は、他者から嫌われるのを怖れる自分がいた。自分の言動に他者が反応するか気になって仕方がなかった。
しかし、課題の分離をすることで、自分がやるべきことをやった上で、それを他者がどう判断するかはコントロール不可能ということ、そしてコントロール不可能なものに囚われるのは人生の無駄であることに気づけた。他者は自分の期待を満たす為に生きている訳ではない、という言葉が頭に残っている。目的論、貢献感という点に関しても本書から得られた新しい気づきである。
今後は、他者の課題には踏み込まず、自分の課題にも他者を踏み込ませないことを決めた。他者は自分の期待を満たす為に生きている訳ではない。これは家族であっても恋人や友人であっても。自分も他者の期待を満たす生き方はしない。ここに気づかせてくれた良書である。
カスタマーレビューより
承認欲求からの開放を助けてくれる一冊
僕は、承認欲求に苦しんでいましたが、この本で救われました。
何をしても、満たされない。
SNSなどに、他人からの承認欲求を求めてしまうなど、、そんなことに悩まされていました。
この本を読んで、そんなしがらみからも解放されました。
同じ悩みを持っている方に、是非、一読をお勧めしたいです。
ほかのアドラー本も読みましたが、そのエッセンスも、この本には、凝縮され、わかりやすい点も、魅力的です。
僕を変えてくれた一冊です。
こうしたレビュー書いたことがありませんでしたが、僕が感じていた同じ悩みのある方に、一助となればと思い、コメントいたしました。
カスタマーレビューより
アドラー心理学入門書の解説書
青年と哲人の対話形式で有名ですが、非常にわかりやすかったです。これまでに読んで来たアドラー心理学の入門書にある、全ての行動には目的があるというアドラーの言葉に、精神疾患を持つ自分が責められているように感じていましたが、こちらをじっくり読んでみて、大きな誤解であったと納得できました。前向きな思考回路を持てるように、何度も読み返しては実践していきたいと思っています。
カスタマーレビューより
本書は対話形式で話が進んでいくので比較的読みやすいです。
『嫌われる勇気』を実際に読んでみて学んだことを紹介していきます。
なぜ自分を嫌いになるのか?
私が第2章から学んだことを一言で表すと
「自分を嫌うのは他者から嫌われたくないから」です。
人は他者から嫌われ、対人関係の中で傷つくことを過剰に恐れています。
そして、自分を嫌うことで他者から嫌われること避けようとします。
赤面症が原因で自分を嫌っている女性がいたとします。
その女性は赤面症が原因で男性に告白できないと悩んでいます。
この場合、女性が最も避けたいことは男性に振られることです。
つまり、男性に振られることを避けるために、赤面症を言い訳にして告白できない状況を作っているのです。
このように、アドラーは人は他者から嫌われないために自分を嫌うと述べています。
すべての悩みは対人関係から?
私が第2章から学んだことを一言で表すと
「人間の悩みはすべて対人関係の悩み」です。
アドラーは「仕事」「交友」「恋愛」あらゆる場面での悩みは対人関係から来ていると述べています。
人見知りであまり人とコミュニケーションを取りたくない作家がいるとします。
しかし、どんな種類の仕事でも一人では完結しません。
本は作家だけではなく、出版するための編集者や印刷会社の人たちとの協力なしでは成立しません。
つまり、仕事の悩みにおいても対人関係から来ているのです。
このようにここで挙げた例以外の「交友」「恋愛」などの悩みも対人関係から来ているのです。
本当の自由とは?
私が第章から学んだことを一言で表すと
「自由とは他者から嫌われること」です。
アドラーは
「誰かに嫌われている=自由を行使して自由に生きている証である」と述べています。
逆に言えば、すべての人から嫌われないように立ち回る生き方は不自由な生き方といえます。
上司などから「行きたくない会社の飲み会に誘われた」なんて経験ありませんか?
この飲み会を断れずに参加するのは嫌われないように立ち回る不自由な生き方をしています。
つまり、自由に生きるということはそれだけ他者から嫌われることがあるのです。
まさに本書のタイトルである「嫌われる勇気」を持つことが必要になってきます。
ひゃふ夫の総評
この本は本当に読むべき本なのか?
当サイト独自の評価です。
内容が青年と哲人の対話形式で読書初心者でも読みやすい構造になっている。
青年が読者の疑問をズバリ言ってくれるので読みやすいです。
単行本は1,650円ですが、Kindle版は1,188円と比較的安価で購入することができます。
対話形式で小説のようにスラスラ読むことができました。
著者の岸見一郎は他にも『アドラー心理学入門』などを出版しており、アドラー心理学に精通しています。
目次の章ごとのタイトルが興味をそそる内容になっているのでになっています。
周りを気にする日本人の性格が変わらない限り、アドラー心理学の考えは今後も必要になってきます。
内容はすべてアドラー心理学に基づいて書かれています。
フロイトやユングに並ぶ、三大心理学者のアドラー心理学に基づいた内容なので専門性は十分にあります。
アドラー心理学は自分が変わるための心理学なので、そういった人たちには非常に実用性が高いです。
アドラー心理学自体は100年以上前のものになりますが、他者を気にする現代人にとってまだまだ情報としての鮮度は落ちていないと思います。
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『嫌われる勇気』を実際に読んでみてどうだっかのか?
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『嫌われる勇気』を読んで学んだこと・感想
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