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学童保育に子どもを預けたいけど具体的な登録方法がわからないと悩んでいませんか?
私は放課後児童支援員として何人もの登録手続きを行ってきました。
本記事ではそんな私が学童保育の登録の流れを詳しく解説しています。
- 学童クラブの登録に必要なことは?
- 必要書類を提出する
- 途中から学童クラブに入会できる?
- できる。
ただし、定員オーバーの問題がある。
登録方法を説明する前に簡単に学童保育について説明します。
目次(クリックすると自動で飛びます)
学童保育とは?

学童保育とは共働き世帯やひとり親世帯の小学生を放課後や土曜日、長期休み中に預かる施設です。
「学童」「学童保育」「学童クラブ」「放課後児童クラブ」と言い方はさまざまです。
学童保育についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
学童クラブには公立学童と民間学童がありますが、今回は公立学童の登録方法について解説します。
学童クラブの登録方法

学童クラブの登録方法について解説します。
登録の流れ
学童クラブの登録までの流れは以下のようになります。

学童クラブで受け取るもしくは
自治体のホームページよりダウンロードします。

必要書類が揃ったら、学童クラブに提出します。

不備がなければ承認され、通知が届きます。

希望の日から利用します。
登録まで2週間程度かかるので、急ぎの場合は早めに書類を提出することをおすすめします。
来年度の登録の受付は学童によって期間が決められているのでギリギリにならないように注意しましょう。
利用要件
公立学童を利用する場合いくつかの利用要件があります。
利用要件は地域によって異なりますが、以下のポイントにまとめました。
- 保護者及び同居の親族が働いている
- 妊娠中又は産後直後
- 病気や怪我で身体に障害がある
- 同居の親族を介護している
- 災害で復旧にあたっている
- 教育長が学童保育の利用を認めた
これのどれかに当てはまる場合、学童保育を利用できます。
各地域の利用要件は自治体のホームページに記載してあります。
たとえば、大阪の能勢町の場合を見てみましょう。
公立学童を利用する際は自治体のホームページにて利用要件を確認してみましょう。
必要書類
登録には必要書類を提出する必要があります。
地域によってフォーマットは異なりますが、以下の書類が必要になります。
- 学童クラブ入会申請書
- 勤務証明書又は自営業証明書
- 入院等の証明書(疾病や介護の場合)
- 母子手帳の写し(妊娠や出産の場合)
- 保育料減免申請書(減免を受ける場合)
基本的には学童クラブ入会申請書と勤務証明書又は自営業証明書が必要になります。
他の書類は必要に応じて提出します。
以下の3種類の書類が必要になってきます。
- 学童クラブ入会申請書
- 母の勤務証明書
- 保育料減免申請書(生活保護を受けていることが証明できるもの、児童扶養手当の証書)
減免制度を利用する場合、申請書に加えてそれぞれの証書が必要になってきます。
以下の3種類の書類が必要になってきます。
- 学童クラブ入会申請書
- 母の勤務証明書と父の自営業証明書
- 保険料減免申請書(母の源泉徴収票、父の確定申告書)
母と父それぞれの書類が必要になります。
年度途中からでも入れる?

結論から言うと年度途中でも入ることができます。
よくあるのが転校してきたお子さんを学童に入れたいというパターンです。
その場合、必要書類を提出して承認されれば学童を利用することができます。
ただし、学童によっては定員オーバーで入れないこともあります。
厚生労働省の「令和2年(2020 年) 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況」によると、令和2年の待機児童数は15,995人です。

途中から入会となると、どうしても定員の問題がありますね。
まとめ

学童クラブの登録方法について解説しました。
- 学童クラブの登録に必要なことは?
- 必要書類を提出する
- 途中から学童クラブに入会できる?
- できる。
ただし、定員オーバーの問題がある。
以上のような結論になりました!
参考になれば幸いです!